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疲労回復、アクティブレスト、健康な体、健康な歯ぐき、歯周病治療

   

運動後の疲労回復法としてアクティブレスト(積極的休養)と言う考え方が定着しています。
これはスポーツの後にすぐに体を休めてしまうのではなく、あえて軽い運動をする事で疲労回復を促そうというものです。
運動後の疲労は、激しい運動で酷使された筋肉が硬くなって血行が悪くなり、乳酸が溜まることが原因と言われています。
軽めの運動を行う事で血行が促進され、乳酸の排出が進み疲労回復へとつながります。
激しい運動後の軽いジョギングやストレッチもアクティブレストの1つです!
日常生活での疲労回復に効果的で、特に首を回したり腕を伸ばしたりといったストレッチはお勧めです。
写真は、先日登った北アルプスの蝶が岳山頂からの富士山です。
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ドライマウス、シェーグレン症候群の原因、診断、治療、生活習慣、高齢者の治療、歯周病、歯槽膿漏

   

連休中は何をしていましたか。
私はドライマウス認定医として、セミナーに行って来ました。
ドライマウスは口腔領域に症状を呈する疾患の10%(3000万人)を占めています。因みに心因性舌痛症は2%、口腔がんは0.000002%です。
ドライマウスは口腔乾燥症と言われ唾液の分泌が減って口が乾く事です。
口が乾く(唾液が出ない)とどんな症状が起きやすくなるでしょうか。
 口の異常乾燥感
 上部消化器障害  酸性が強くなり粘膜がただれてしまう
 口臭が出る  雑菌が流れずに口に留まる為に腐敗臭
 摂食嚥下障害   食物が潤わず、ぱさぱさで中々飲み込めない
 感染症にかかりやすい
 舌痛症
 齲蝕、歯周病になりやすい  細菌が貯まりやすくなる
 粘膜疾患が起きやすい  カンジダ症など
患者の増加の原因は沢山あります!
 ストレス社会の低年齢化、糖尿病など、薬の副作用、筋力低下、更年期障害、腎不全、シェーグレン症候群、老化など、具体的な説明は省略します。
これらの原因を除く事が治療では重要なポイントです!
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歯周病治療、インプラント周囲炎、インプラント管理、歯周病細菌検査、

   

インプラント治療の歴史はまだ浅いが、歯を喪失した患者さんの機能回復で世界中で大きな治療効果を出してきました。
しかし、その反面治療経過とともに大きな問題の一つがインプラント周囲疾患です。
インプラント周囲炎は非可逆的な病変です!!インプラント周囲から血がでる、揺れてきたなど、ここまで症状が起きたらホープレスと考えています。
簡単に説明すると、インプラント周囲炎になったら治らない悪くなるだけで最後は駄目になります。
大切なことは病気にならない事です!
いかに早くインプラント周囲炎をみつけて、適切な措置を施すかが、鍵です。
治療前後に行う歯周病原細菌検査は重要です。
インプラント周囲炎は問題がない部位と比較してPg菌(歯周病菌のなかでかなり悪い細菌の一つ)の比率が際立っています。
治療の中で全てのメインテナンス患者に同じケアをする事は困難です。
特に若年時、歯周病原菌が口腔内に定着する事を防ぎ、健康が維持できる常在菌を定着させる事が重要ではないかと思っています。
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歯周病、歯肉出血、プラークコントロール、歯周病菌、審美歯科治療、ジルコニア

   

今日から10月に入りました。寒くなってきましたね。
先日、北海道にセミナー研修行って来ましたが、夕方から肌寒く東京に帰ってから風邪をひいてしまいました。皆さんも気をつけて下さい。
口は食べ物をよく噛んで栄養をとる、健康の入り口です!
歯周病の原因は歯垢プラーク、歯の汚れです。歯垢が硬くなって歯石になります。こうなるともう、歯ブラシでは取れません。プラークを取りちゃんと磨くのは意外に難しいんです。
歯垢は歯の上に溜まっているバクテリア細菌なのです。歯周病はこの悪玉菌がお越します。
歯周病菌がいつ感染すると思いますか?
18歳以降なんです。歯周病菌が口の中にいる高校生は5%もいません。18歳以降は日本人は60%にまで達します!
どこから感染するのでしょう。
3~4割は親などの家族からです。アメリカはもっと少ないんです。
誰かの唾液が付いた食べ物を食べてしまうと、感染してしまいます。大皿料理は必ず取り箸を使いましょう!
歯周病菌が住み着いてしまうと一生の付き合いになります。ただ感染しても歯周病にならない人もいます!
歯垢と歯肉のバランスが崩れた時に発生します。抵抗力がある時は健康です。歯垢の病原性が高くなると歯周病がおこります。
歯周病菌は赤血球ヘモグロビンにある鉄を食べて病原性を発揮します!簡単に説明すれば、栄養を取って増殖していく事です。
歯肉から出血が始まると歯周病菌は大喜びです。
私のクリニックでは必ず、強くではなくていいので、血が出てもいいので、良くブラッシングして下さいと指導します。
もう一つ重要な事があります!歯周病と全身疾患(寿命)の関わりです。
これは、以前のブログにアップしてあり機会あれば、またお話します。
毎日の生活習慣、規則正しい食生活、正しいブラッシング、定期的な歯科検診を行うことが出来れば、素敵ではないでしょうか。
下の写真はビフォー アフターの写真です。
昔から前歯の歯並びが気になっていたが、諦めていた患者さんです。審美歯科治療ジルコニアクラウンをセットしましたが、それを大変気に入ってくれ、その後隣の2本も治療希望しセットした物です。
大変喜んでくれました。
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