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マスカットサンシャイン

   

ワイナリーを営んでいる友人から、美味しい葡萄が届きました。

皮ごと食べれる、とてもジューシー凝縮した果実味も豊かで太陽の日差しを十分に浴びて育っていて、とても美味しく頂きました。

一生懸命頑張っているスタッフも美味しいと喜んでいました。

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補綴により著しく審美的改善がみられた1症例

   

入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。

入間市で開業している私のクリニックには、狭山市、飯能市、所沢市、川越市、坂戸市、瑞穂町、青梅市、東村山、秩父市、きりがありませんが、遠方からの患者さんが多く、セカンドオピニオンや今、通院しているが中々改善しないと訴える等の内容が多いです。

今回は長年、前歯の審美、見た目が気になると言って来院された患者さんの症例です。

下記の術前写真を見てください。昔の不良補綴物(被せ物と詰め物)があり、そこにすき間(段差)あります。

長期間この状態のままだったので、歯肉には歯石が溜まり歯周疾患いわゆる重度の歯槽膿漏になっていました。

見た目の写真の通りで、色調も合っていません。

レントゲン撮影で根、骨の状態を確認すると予想していた通り歯槽骨は退縮して、根尖病巣(根の先に膿が溜まる病気)がありました。

しっかりとした治療が必要なので、初期治療で根の治療をしながら歯周病治療を並行して進めます。

前歯の審美改善を希望しているので、前歯の捻転(捻じれ)の改善も視野に入れた治療計画をたて十分な説明をして納得して頂き治療を開始しました。

今回の症例は治療期間が長期に亘るので、その都度患者さんと話しをしながら進めました。

入間で開業している私のクリニックでは、治療途中で患者さんの状態(特に歯と歯ぐき)が変化した場合にはその都度、治療計画の変更お願いする場合もあります。出来るだけ良い状態にもっていきたいからです。

審美歯科治療の前に歯周病治療、根の治療に十分な時間をかけたので、最終補綴には半年費やしましたが、患者さんが、頑張って入間市の歯科医院に通い続けてくれたお陰で、患者さんが喜んでくれた素晴らしい最終補綴を装着する事が出来ました。

引き続き、隣の歯の治療も希望したので進めていこうと思っています。

右側前歯の根元の歯ぐき、青黒い歯肉が治療後にピンク色に改善しているの、わかりますか。

 

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口腔乾燥症、ドライマウスの診断と治療

   

先日は、抗加齢学会の分科会で認定医の更新をし、ドライマウスについてのセミナーに参加して多くの学びがあり、患者さんに還元出来れば

と考えています。

口腔乾燥を自覚している人(重度、軽度を含め)は人口の14%で約1180万人います!

それ以外に、特にケアはしてない人は3000万人います!

ドライマウスは唾液が出ないことですが、唾液の役割を簡単に話します。

 1 抗菌作用 傷を修復する、細菌の繁殖を抑制する
 2 粘膜保護作用 粘膜に潤いを与える
 3 成長因子 粘膜を治す。神経に直接刺激して認知症を改善する等
 4 消化作用 食べ物と混ざって胃での消化吸収を助ける

ドライマウスの原因を話します。

 老化、糖尿病、シェーグレン症候群、腎不全、更年期障害、ストレス、筋力低下、薬の副作用などがあげられます。

これらを消去除去出来れば、今以上に改善されるはずです。

詳細は来院されれば直接話し説明しますね。

例えばです。 糖尿病や高血圧で薬を処方されていると、説明書に副作用で口腔乾燥が書かれている事が多いです。閉経後の女性は唾液分泌

量が減少しています。

病院が特に病棟が臭いの知っていますか。

これは尿や便ではなく、入院患者の口臭なのです。その事も含め、ブラッシング指導、口腔ケアー、歯周病治療、歯槽膿漏の予防が重要なん

です。

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歯科の果たす健康寿命への役割

   

入院や施設への入所をきっかけに口が廃用し(衰え機能しない事)、食べる力を失う事があります。

口の廃用を防ぐ為にも口腔ケア、口腔リハビリを行い口から再生させていく事が重要です。

ご存知か判りませんが、例えば胃からチュウブで栄養を取っている(胃瘻)の寝たきりの患者さんが、口から食事を摂取する様にしたとこ

ろ、座る事が出来、歩ける様になったという報告を沢山耳にします。

具合が悪い人って、食事が出来ない事が多いと思いませんか?  例えば、意識不明の人、インフルエンザ等で病気の人など。

超高齢化社会において、口から食べる支援を行い健康寿命を伸ばす事は歯科医師の重要な責務ではないでしょうか。

入間、狭山市、所沢市、飯能市近隣でも、特別支援センターが増えています。

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低体重児出産と歯周疾患の関係とそれに伴う育児不安

   

最近は、朝晩涼しい日が多くなり、秋の気配がします。

先日の新聞に早産などで小さく生まれた低体重児の母親向けに専用の母子手帳の作成に乗り出したとの内容が掲載してありました。

母子手帳は乳児の健診結果、発育の様子などを記録でき母親にとっては発育確認の目安になる反面、低体重児の場合は成長が追いつかず、母

子手帳の質問には全て「いいえ」としか答えられず、きちんと産んであげられず母親失格などと、自分を責める事態が起きているとの事でし

た。

入間市、狭山市、飯能市周囲でも同様の事が起きています。

歯周疾患との関連はどう思いますか?

私のクリニックに来院されている看護師さんに尋ねたところ、早産、低体重児出産のお母さんは、歯磨きで出血し、歯周疾患にかかっている

人が多いですねと、私の問いかけに、何で判るんだろうといった表情をしていました。

出産は炎症性サイトカインと言う炎症性物質が発生し、陣痛が始まります。

歯周病で口の中がプラークだらけだと、細菌性のサイトカインが身体中を駆け巡り陣痛を誘発してしまうのです。

生まれてくる赤ちゃんの為にも、お母さんは、口腔内を常に清潔な状態にしていきましょう!

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