歯周疾患抗菌療法、ペリオドンタルメディスン、細菌検査による歯周病治療

久しぶりになってしまいましたね。 
実はPCが故障してしまったためアップ、出来ませんでした。
先日は横浜に2日間セミナーに行って来ました。内容は違いますが去年、一昨年大雪で電車が止まり大変でしたが、今回は天気に恵まれ多くの学びを得られる充実した気持ちで帰路に着きました!
今回は細菌検査、抗菌療法コースです。
簡単に云えば、抗菌療法や薬物療法で歯周病、歯周疾患を治す治療法です。
これから日本で発展していくであろう、歯周病患者における全身との関わり、聞いた事がない言葉かも知れませんが、ペリオドンタルメディスンという学問治療が普及していくでしょう!
具体的に1例紹介します。
早産、2500g未満の低体重児出産について
出産前に炎症性サイトカインが増加し子宮筋の収縮が促される事で分娩が成立します。しかし、細菌性膣症が起きていると早期に炎症性サイトカインやプロスタグランジンが上昇してしまい、早産や低体重児出産にいたってしまいます。この炎症の原因は歯周病菌なのです!
従って妊娠中の口腔ケアーがとても重要なのです。
中等度以上に進行した歯周病の妊婦は健常者の7倍以上の高いリスクがあると報告されています。
インフルエンザの罹患リスクも歯周病を治すと良くなります。
この様な事を理解しながら診療にあたれば、素晴らしいことではないでしょうか。
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