重度歯周疾患の患者に対し目覚ましい改善がみられた1症例
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
入間市で開業している私のクリニックには、入間市はもとより坂戸市、青梅市、所沢市、狭山市、飯能市、西東京市、清瀬市、東村山市、志木市、渋谷区、豊島区池袋等、相変わらず遠方にも関わらず沢山の患者さんが来院されてくれます。
他院で抜歯しかないと言われ、特に歯を抜きたくないとの想いで、私のクリニックを訪れる患者さんが目立ちます。
下記の様な患者さんは多く来院されますが、今回は目覚ましい改善がみられたので紹介します。
右下奥歯がグラグラして痛くなって嚙めなくなってきたとの主訴で来院されました。
幾つかの歯科医院に行ったが抜歯しかありませんと皆、同じ答えで本人は歯を抜きたくない、抜かずに残したいとの事でした。
話しを聞いているとその想いが強い事を感じました。
私も、1本でも歯は抜きたくないと思います。
診察してみると100%抜歯の適応症でした。
しかし、歯を抜かずに、やるだけの事はやってみましょうと伝え治療にあたりました。
歯周病治療の内容は省略しますが、光殺菌システムペリオウェイブも併用しました。
1年以上通院して、歯の揺れがなくなってしっかり噛めているとの事で、デジタルレントゲン撮影をしました。
右が初診です。
根の周りの黒い影は歯槽骨が溶けて無い状態です。骨が無ければ歯はグラグラします。
1年後の左は黒い影が、白くなっています。すなわち歯槽骨が再生したのです。
だからしっかり嚙める様になったのです。
患者さんの努力もあったので、歯を抜かずにすんで良かったと喜んでいます。