審美歯科治療で患者さんの満足を得られた1症例
入間市で歯周病治療に力を入れている水村歯科医院です。
以前から前歯の歯並びが気になり、笑ったり、人前で口を開ける事が出来ず何十年も悩んでいた患者さんです。
口の中を拝見させてもらった処、治療計画をどうしたら良いか厳しい選択が必要と感じました。
下記写真の右側が初診時での模型です。前歯のスペースが無い為に歯が重なってしまい、歯並びが悪く審美的に問題です。
患者さんの希望、要望を聞き、今の現状の説明する事が重要です。最近は入間市からだけではなく、狭山市、飯能市、所沢市、青梅市、瑞穂、東村山市、新座市、志木市、ふじみ野市、日高市、坂戸市、川越市、練馬区、豊島区等からも来院頂いてます。
矯正をするには経済的、長期間の治療は厳しいとの事。しかも歯を抜きたくないとの事でした。
矯正の話を希望する患者さんに、よく説明するのですが、歯並びは歯列弓(顎の骨の大きさ)と歯の幅径のハーモニーなんですと。
例えば、小さな顎の人が、幅の大きな歯が生えれば歯並びが悪く重なって出てくるしかありません。そんな話をします。
今回のケースもそうなんです。
限られた選択肢の中から、インフォームドコンセントしました。
模型上でファイナルでどんな見た目になるかを作りました。それが写真の左側です。
私が言葉で綺麗になりますよ、大丈夫ですからと言っても、それは出来上がってから発言する言葉で、出来上がりの見た目を言葉で表現する事は出来ない事は理解できますよね。審美歯科治療ではある程度はビジュアルが必要です。
その発言は責任感が全くないに等しいですし、模型を作る事は出来るだけ患者さんの希望を取り入れればと考えているからなんです。
模型上ではこんな感じに出来上がると思いますと話して納得して貰えたので治療に入りました。
審美歯科治療には当たり前ですが、歯周病治療、痛くない治療も併用します。
今回も含め治療内容はかなり複雑な過程ですから、それぞれの患者さんに個別にお話しします。
今回は金属を使わない、割れないジルコニアクラウンにしました。
装着時の写真も載せます。上の唇をおろせば、見た目は自然な状態でとても綺麗な歯並びです。
今回も患者さんの満足が得られ、喜んで頂きました。
今はメインテナンスに通っています。