月別アーカイブ:2017年04月

アンチエイジングと歯周病との関連、抗酸化、ドックベストセメント治療法

   

私の恩師である小峰先生の口腔環境と抗酸化の講演会に参加して来ました。

どちらかといえば、若いドクターへの内容でしたが、色々な内容が聞けて良い学びになりました。

痛くない削らない治療法のドックベストセメント治療法はマグネシウムが入っている事の重要性が大事です。

グローバルですが、簡単に箇条書きにします。参考にしてください。

歯の神経を抜くと血流が無くなる為、身体はその歯を異物と認識して排除機能が働きます。すなわち、その歯を体の外に出す為に歯槽骨を溶

かし歯をぐらぐらさせる結果、歯が抜ける事です!

アンチエイジングの内容になってしまいますが、炭水化物の過剰摂取で内臓脂肪から炎症性のサイトカインが発生し、歯ぐきに起炎物質サイ

トカインが移行し、歯茎の炎症が発生します。

カルシウムの過剰摂取で異所性石灰化がおきます。体がカルシウムの取り過ぎに反応して骨からカルシウムが逃げていく(減少する)

骨粗しょう症の理論です。

例えると、ペットボトルが身体だとします、そこに水を差していくと溢れます(水がカルシウムです)。それを防ぐ為には横に穴をあけま

す。そうすれば溢れませんよね。(人は溢れたりは出来ません)どんどんと水が横の穴からなくなってしまう(結果的にはペットボトルの中

の水が減ってしまう)

歯周疾患を新しい観点からのアプローチですが(私は実際は以前よりセミナー参加していました)、知識があるだけでも重要と思っていま

す。

DSC_0077

DSC_0088

歯をあまり削らない審美歯科治療、ジルコニアクラウン

   

桜は満開ですが、冷たい雨です。

沢山の患者さんから信頼されて審美歯科治療を行っています。

早いもので開業して25年になりますが、数え切れない患者さんに喜んで頂いたお陰か、私のクリニックに行けば綺麗に被せ物が出来ると言

う評判が定着している様です。

今回も非常に満足されて帰りの待合室で、自分の歯みたいと話している声が聞こえ、私は嬉しい気持ちになりました。

ジルコニアクラウンを紹介します。

ジルコニアクラウンによる審美歯科治療は金属を一切使用しません!

一般に金属は光を吸収するので歯と歯ぐきに暗い影をつくります。

また、金属の流出で歯ぐきが変色したり(入れ墨みたいな物)、経年とともに歯ぐきが痩せて金属やセメントが露出し黒いラインなって浮き

出てくる事があります!

ジルコニアクラウンはジルコニアという材質の上に白いセラミックスを焼き付けて出来上がります。

従って口元全体が明るくなります!

そして、これには経験が必要で重要な事ですが、患者さんにあった色を付ける事ができますので、自分(患者さん)らしい自然な白さが実現

出来るのです。

写真のジルコニウムはどこに入っていると思いますか?今回は1本だけです。

jiru12

PAGE TOP